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【トヨタ生産方式】7つのムダとは?

7つのムダとは?

1.作り過ぎのムダ

2.手待ちのムダ

3.運搬のムダ、

4.加工そのもののムダ

5.在庫のムダ

6.動作のムダ

7.不良を作るムダ

この7項目のことをいいます。

単純に「ムダをなくしましょう」と言っても、何をどうしたらよいのか分かりません。


ここでみなさんに2つの質問をします。


1つ目は「みなさんの職場で危険な場所はありませんか?」

2つ目は「皆さんの職場でつまずきやすい場所はありませんか?」


どちらの質問も危険な場所はないか、ということですが、

1つ目の質問より2つ目の質問の方がイメージしやすくないでしょうか。


最初の質問は「危険な場所」という広い範囲で聞いています。

それに対して2つ目の質問は、″つまずきやすい場所″というように狭い範囲で聞いています

つまり、項目を絞った方が、問題を発見しやすくなるということです。

これを「項目観察」と言います。


7つのムダは、7つの項目に絞ることによってムダを発見しやすくするツールです。

したがって、ただ単に項目を並べるだけではなんの意味もありません。


1つずつ、どんなムダな状況があるのか見ていきますので、

該当するものすべてにメスを入れて下さい。

そうすれば、必ずムダのない効率的な作業現場を作ることができます。


作り過ぎのムダとは?

作り過ぎのムダは7つのムダの中でも特に気を付けなければいけないものです。

なぜなら、あとから出てくる「運搬のムダ」と「在庫のムダ」

この新たなムダを生みだしてしまうからです。


作り過ぎのムダにはどのようなケースがあるのか見ていきます。


ー 作り過ぎのムダ Case1 ー

『安心感』

ものづくりには必ず不良がでます。


不良率を考慮していても、

「もし足りなかったら…」

そのような思いから、

「ちょっと多めに作っておこう!」と思うわけです。

数が不足して、足りない分を再度生産する手間を考えると足りないより多い方がいい、となります。


でもちょっと待って下さい!

過不足なく生産して、足りなかった!ということは、年間どのくらいあるでしょうか。

実際にはほとんど起きていないはずです。

ほとんど起こりえないことのために、少しずつでも時間と材料のムダを積み重ねていくことは、会社にとって非常にリスクが高い行為です。


足りなくなったら、大変ですけど再生産して下さい。


そして、なぜ足りなくなったのか。

その原因を追究することの方が大事です。

「問題あったけど、ちょっと多めに作っておいたから足りたぁ!」

これを繰り返していくと、その問題は必ず放置されてしまいます。


ー 作り過ぎのムダ Case2 ー

『不良率の見直し』

例えば3%の不良率で生産していた製品があるとします。

製品立ち上げ当初は、実際3%近く不良が出ていたのですが、

生産を重ねる度に不良率の低減が出来て、1%くらいまで抑える事が出来ました。

それなのに、計画数はいまだに立ち上げ当初から変わらず3%で計算されていたとしたら…


生産する度に2%作り過ぎているということになります。

せっかく不良率の低減が出来ているのにもったいないですよね。


現場と生産管理がしっかり連携していれば、

定期的に不良率の見直しをしてこのようなムダも回避できるはずです。


ー 作り過ぎのムダ Case3 ー

『全部やってしまった』

すでに計画数に到達しているのに

投入した材料や部品がなくなるまで生産を続けてしまったということです。

現場監督者が、しっかり進捗状況を把握して、

生産終了の少し前に適切な指示を作業者の方にしなければなりません。

逐一進捗を確認することを面倒がる管理者の方がいますが、

少しの手間を惜しむことで、とんでもないロス(作り過ぎ)を生むことがありますので、

注意してください。



1つ1つのムダを丁寧に除去していくことで、必ず大きな利益率の改善に繋がります。


次回は、「手待ちのムダ」についてです。

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